平成13年度:大江町立本郷西小学校
         第3,4学年・学級通信   はくしゅ
   bP5   2001.4.26
 
 道徳:お母さんの夢
 
 ◇『教室で読み聞かせ:子どもの作文珠玉集』
/「子どもを変えた“親の一言”作文25選」の作文を資料として使いました。(裏にあります。お読み下さい。
  (1)までを配布して読みました。
 
 このお母さんは主婦だそうです。さて、お母さんの夢はかなったのでしょうか、かなわなかったのでしょうか。
 
1 「かなった」「かなわなかった」のどちらかを書く。・・・どちらかの立場に立って考えます。
 ちなみに、ちょうど半数ずつに分かれました。
   ・かなった→8人
   ・かなわなかった→8人
 
2 理由を書く。・・・・次の話し合いのためです。ここで考えをはっきりとさせます。

3 意見を発表する。
  ・・・指名なしで発表させました。書いてあるので、もちろん全員が発表することができました。

4 質問、もっと説明を受けたい意見について尋ねる。尋ねられたら、応える。
  ・・・これは難しいんです。が、ASさん、A君、Nさんが、質問をすることができました。質問された人たちも、応えていました。

5 小林が質問する、もっと説明を受けたい考えを聞いてみる。
  ・・・問い方の見本を示しました。

 この1〜5の過程が、話し合い活動の基礎を作る時間です。
 その中の5で、SSさんに、
「〜〜〜というのは、どういうことですか? もう少し詳しく説明して下さい。」
と言ったら、
「たとえば、〜〜〜。」と説明を始めたのです。驚きました。これは、去年の6年生に指導していたことだったのですから。
 ・・・道徳の話に戻ります。
        (2)までを読みました。

「わかったぁー!」
と、真っ先に言ったのがT君でした。そして、お母さんにも、クリーニング屋さん、バスガイドさん、ウエイトレスさんになれる理由を説明してくれました。
 (2)から後ろの部分を配布して、みんなで読みました。
 
 お母さんの夢はかなったのでしょうか、かなわなかったのでしょうか。
 
 全員が、「かなった」という意見でした。Yさんと、ASさんの今日の日記を読みました。「家族紹介日記」です。この作文みたいに、とっても心が温かくなる日記でした。
 
《SS》プラスに考えると、なんなくても、自分でその気持ちになるといいし、にているのでもそう思えば、なった気分になってできる。
 
《TM》「88ディベート」みたいになって楽しかったです。「ううん、ぜんぶかなったよ」と聞いた時、びっくりしました。本当に楽しかったです。
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